マイナスのサインは、ほんとにマイナスなのか。
トレーニング(ヨガに限らず)を始めると、
風邪をひいたようになったり、体が疲れて重く感じる症状になることがある。
それを、「好転反応」「明胘現象」と呼ぶ。
マイナスに見える現象をどう捉え、解釈するか
筋トレをした後に訪れる、筋肉痛もその一つである。
そこで考えたい事が、筋肉痛はマイナスなのか、ということだ。
筋肉を付ける時、
筋肉量を増やす過程の中で、筋肉痛は避けられない。
筋肉痛なくして、筋肉を付けることは絶対的に無理なことである。
逆に言えば、筋肉痛は、筋肉に負荷がしっかり、かかっていることの証明である。
重要なことは、マイナスに見える現象を
どう捉え、解釈するかだ。
風邪をひくと熱が出て、咳、下痢になる
たとえば、風邪をひくと熱が出て、咳、下痢になることがある。
それは、身体の中に侵入した菌に対する、自然治癒力の反応であるが
熱で菌を退治し、咳で外に出し、下痢で洗い流すように浄化してくれている。
この反応がマイナスかプラスかは判断できない。
なので、自分で決めることである。
プラスになる前の「明眩現象」「好転反応」であると。
夜明け前が一番暗いという話しもあるように、
プラスに転じる前の現象として
一見マイナスのように見える現象はいい現象である。
「明眩現象」であり、良い現象だ!
トレーニングだけでなく、
人生の中で起こるすべてのマイナスに見える現象は
プラスに転じる前の「明眩現象」であり、良い現象だ!
と解釈することが重要である。